システム料が追加されているから

カタログギフトは、掲載されている商品の中から、受け取った人が自由に選択することができます。ただ、その商品を直接購入した場合よりも、コストが高くなりやすいです。その大きな原因となるのは、システム料の存在です。カタログギフトは冊子を印刷や、利用する人の元に送るための送料などの費用が発生します。そういった部分をカタログギフト側が負担すると利益が出ないので、利用する側が負担するのが基本です。それがシステム料で、大体1000円前後が相場です。つまり、カタログギフトを利用するということは、自動的に1000円程度多めに支払うという形になります。あくまでもビジネスとして、利益を出す必要があるという事情から、高コストになってしまうわけです。

定価が基準となっている

カタログギフトには料金に見合った商品が掲載されていますが、その基準となるのは定価です。ただ、一般的な買い物をする場合、定価での購入はあまりないでしょう。小売店はより多くの商品を購入してもらうために、割引をしていることがほとんどです。カタログギフトを利用すると、自動的に割引なしの定価で購入することとなり、多くの商品が割高になってしまいます。特に、発売されてからある程度の時間が経過したら価格が大幅に下がる商品だと、市場価格とカタログギフトの基準となっている定価との差が大きくなります。中には時間の経過で価格が下がらない商品もありますが、基本的には量やグレードの調整などで、カタログギフトの料金を上回らないようになっています。